枕、掛け布団、敷布団は体に直接触れるものですから、自分にあったものを選びましょう。 おしゃれなだけで寝心地の悪い寝具を使っていては快適な睡眠体験を得ることはできません。
枕には、外見の材質、中身の材質などにより様々な種類があります。 自分の体にあった枕を選ばないと、寝起きですっきりしないなど問題が生じます。
デパートの寝具コーナー、寝具の専門店などでじっくりと時間をかけて選んでみてください。 体にあった枕が見つからない場合は、バスタオルを利用して自分の体にあった高さに枕を作ることができます。
身近なもので手軽に自分に合った枕を作るには、バスタオルを細く折り、寝た状態で首の後に当てます。
この時、高低が調度よいか、左右寝返りを打った時に首に変な角度がつかないかを確認してください。
枕を変えれば体が変わる! 不調を改善する枕選び
- 今あなたが使用している枕は適切なものかどうか
- 起床時、頭痛や肩こり、腰痛がある。
- 起床時、手のシビレや手のこわばりがある。
- 起床時、顔面のシビレ、耳が痛い、顎関節の違和感がある。
- 起床時、怠さや疲労感がある。
- 寝返りしにくく、うつ伏せになったり横を向いたり、眠りが浅く熟睡感がない。
- 不眠症、睡眠薬を飲んでも夜間に何度も目が覚める 。
- 夜間に肩が痛くて目が覚める。
- 四十肩、五十肩で治療をしても治らない。
- いびきや無呼吸になっていると言われる。
- 手を頭の下に敷いて寝ていたり、夜間つらくなって枕を外す。
高い布団を使う必要はありませんが、軽くて適度な保温性と保湿性のあるものを選びましょう。 掛け布団のシーツは複数枚用意し、可能であれば每日交換してください。 一人暮らしの勤め人ですとなかなかまめにベッドメイキングできないこともあります。 それでも週2回は交換してください。
冬場でも、寒さでもう一枚欲しい時のためにタオルケットを手近に置いておくといいでしょう。
掛け布団同様高いものを使う必要はありませんが、適度な保温性と保湿性のあるものを選びましょう。 季節によって変える必要がありますので、一年中同じモノを使っていたら季節ごとに用意してください。
人は一晩の間にコップ一杯分もの水分を出すと言われており、まめに交換・洗濯することで快適な寝床を維持しましょう。
低反発素材のマットレスがありますが、体格などから選んでください。 沈み込みすぎると体の疲れが取れません。 とくに腰の部分には適度な硬さが必要です。
正直、値段の良いマットレスは悪くともそれなりの効果があります。硬すぎる寝床で披露している人は、劇的に改善することがあります。
また、腰痛の人は、低反発素材のマットレスにバスタオルを併用して、柔らかいけど腰の部分は適度に硬いなどの状態にするとよいでしょう。
腰のあたりに、4つ折りにしたバスタオルをおいてみてください。いつも「くの字」になっている体がまっすぐになり、就寝時の腰の疲労を緩和します。
新調する余裕のない時期も、バスタオルを使った寝床の改善は快眠に効果があります。