「睡眠」とは

「周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態」のことです。睡眠が気絶や、失神と異なるのは外部から揺さぶる、大声で呼ばれるなどの刺激で覚醒しやすい点です。

睡眠の役割は体と脳の疲労物質を取り除き、体を休めることにあります。エネルギーの節約や、体の治癒に注力する場合、睡眠を多く摂るのはこのためです。もし、眠らなかった場合、反応速度や思考力に衰えがでます。長期に渡ると、妄想や幻覚、記憶障害などの症状が現れます。裏を返すと睡眠は、それらを抑制し、回避する役割があるのです。

睡眠の種類

睡眠には、その特徴から2種類に分類されます。 その特徴は眼球運動です。寝ているのに眼球が動くというのも不思議な話ですが、自律神経がまぶたの下眼球を運動させます。これを急速眼球運動と呼び、英語では「Rapid Eye Movement」と呼びます。この英語の頭文字をとってレム(REM)睡眠と呼びます。ノンレム睡眠は、none-REM睡眠という意味です。

レム睡眠

その特徴から、夢見睡眠とも呼ばれます。レム睡眠は、体は寝ていながらも半分脳が覚醒した状態です、この時に人は夢をみます。 夢は、脳が昼間に得た情報を整理している、または、未来をシミュレーションしているなどと言われ、記憶の定着にも寄与していると言われます。

また、体が寝たままで脳が起きてしまうと金縛りとなりやすいと言われています。

ノンレム睡眠

徐波睡眠とも呼ばれます。ノンレム睡眠は、脳も体も寝ている状態です。脳の疲労が取れるのはこの状態です。ノンレム睡眠にはその深さから4段階に定義されています。

第1段階 寝入りばなで、うとうとしている状態。

第2段階 寝入っている状態です。寝息を立てているのはこの状態です。

第3段階 完全に意識の無くなった状態です。 体温、心拍数が低下し、肉体を休めます。

第4段階 もっとも深い眠りです。

また、ノンレム睡眠のときに無理やり起こされると強い眠気を覚えたり、寝惚けたりします。

人は、およそ90分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。

睡眠の周期

一般的にレム睡眠の間に起きるとすっきりとして目覚めると言われています。