睡眠がうまく取れない理由は、意外とシンプルな理由かもしれません。 寝室が快適でないということです。 照明が消されていない。 清掃が行き届いていない。 音がうるさい。 枕があっていない。 布団が厚すぎる、うすすぎる。
照明をつけっぱなしにして寝る方もおられますが、照明は消してください。 しかも、豆電球もつけない、真っ暗が一番よいです。
できれば間接照明をいれてください。そして、就寝の1時間前には、穏やかな照明のもとでゆったりとリラックスすると良いでしょう。
寝具については、枕、敷布団、掛け布団、パジャマなどありますので、各章をご参照ください。
快適な睡眠体験のための「寝具」選び暑すぎず、寒すぎず。健康のためと称して、熱帯夜にエアコンなしで過ごされる方もいらっしゃいますが、快眠とは別に熱中症の問題が生じる恐れがありますので、無理せずエアコンをご使用ください。
空調はかけっぱなしにするのではなく、寝苦し、寝付きが悪い時間帯だけかけると良いでしょう。 夏場、扇風機を使う場合は、首振りとタイマーを併用しましょう。 風を受け続けると体が休まりません。
湿度は高すぎず、低すぎず。 低い場合は、喉が渇く、肌が乾くなど寝心地が良くありません。 冬の場合は、風邪になりやすくなりますので、加湿器を設置してください。 現在では、空気清浄機に加湿機能が付いているものもあります。
適温は、室温で夏は25~27度、冬は14度~20度です。 布団の中が33度です。 気温に合わせて、空調と布団を調整してください。 寒い季節は敷布団は毛布地の温かいものを利用してもよいでしょう。 寝床が寒いと疲れが取れません。
テレビ、ラジオをつけっぱなしにして寝るのは以ての外です。 音が耳に入りますと脳が目覚めてしまいます。 目が冷めなくても、脳が休まりませんので寝室は静かに保ってください。 ワンルームなどでは、カーテンを厚めの生地に変える、窓に防音フィルムを貼るなどをしてください。
寝室にモノを置かないこと。寝室は寝るためだけのスペースにしてください。 ワンルームの人は、蓋のついた収納家具に閉まってしまいましょう。 寝る前についつい何かを色々としてしまうと脳が休まりません。 寝る1時間前にはゆったりとした環境に身をおいてください。